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 導入事例

「記録の時間がかなり短縮」「患者さんもサクサク使える」|導入半年での変化とこれから

病院概要
八戸赤十字病院

https://www.hachinohe.jrc.or.jp/

看護副部長 瀧川睦美 様
循環器・神経内科混合病棟 看護師長 谷地理恵 様
産婦人科・消化器内科混合病棟 看護係長 真坂千愛 様

青森県八戸市にある八戸赤十字病院は急性期病院。入退院の回転が速く、予定入院、緊急入院、そしてリピーターも多い環境です。

今回、screeを導入して半年以上が経過して感じたリアルな変化を伺いました。

導入前の慣習

scree導入前の状況から教えてください。入院業務でどんな点が特に大変でしたか?

谷地様:書類の作成と、入院時に必要な各種シート類の作成が大変でした。それと情報収集ですね。紙で配布していた問診票だけでは済まないことが多くて、カルテのこちらの情報を見たり、また別の情報を確認したりと、二度手間・三度手間になっていました。これはずいぶん前からの慣習です。シートの作成については、紙の時代は入院患者さんが来る前に「おそらくこういう状態だろう」という予測のもとで、ある程度事前に内容を入力してしまっていたんです。

瀧川様:実は、谷地師長が調査をしてくれるまで、私自身は知らなかったんです。入院患者数が多いこともあって、現場にすっかり定着していた慣習だったんですね。

導入後の変化

導入当初、現場からの反発や不満はありませんでしたか?

谷地様:導入当初、事前の入力に慣れていた病棟からは不満の声もありました。ただ、scree自体が現場に浸透してきたことと、外来でも患者さんが事前に入力した状態で来院するケースが増えてきたことで、入力にそれほど時間がかからなくなってきました。今は概ね受け入れられている印象で、特に困っているという声はありません。

病棟で実施したアンケートの結果では、今は事前の入力はほぼしていないという回答がほとんどでした。screeに切り替わってからは、していないということです。

業務量としては、体感でどう変わりましたか?

谷地様:入院書類の作成時間自体はかなり短縮されていると思います。ただ、screeの操作に不慣れな、入院対応件数の少ないスタッフは、今年度に入ってからまだシステムが入れ替わったばかりということもあり、操作に時間がかかったり、最初の取りかかりで戸惑う場面は見受けられます。でもその都度「こうでしたよね」と一緒に確認していくと、そこからは自分でスムーズに操作できるようになるので、全体的には書類作成は早くなっていると思います。

真坂様:当院は一度退院してから再入院してくる患者さんも多いので、以前の入力内容を引き継いで活用できる点は、以前よりずっとスムーズになっています。私が所属する病棟は消化器系の患者さんも多いんですが、再来院の際に過去データが残っているのは本当に助かります。患者さんに同じことを何度も聞かずに済む、という点はスタッフにとっても、患者さんにとってもメリットがあります。

病棟間で習熟度の差はありますか?

谷地様:あります。病棟内でも差がありますし、病棟間でも差があるかもしれません。緊急入院は当たる人・当たらない人がいますし、予定入院も久しぶりに対応するとなると手間取ることがありますね。

真坂様:ただ、当病棟は退院も多いので、ほぼ毎日誰かが入院対応をしています。即入院か予定入院かという状況が毎日あるので、逆にscreeを知らないスタッフはいない状態です。みんなスムーズに使えています。患者さんもサクサク入れていますね。もちろん、Wi-Fiが繋がらない場所以外は、という条件付きですが(笑)。ただ、繋がりさえすれば操作自体はそれほど困っていません。Wi-Fiのエラー以外で相談を受けることは、ほぼなくなりました。

今後のビジョン

今後、screeをどのように活用していきたいと考えていますか?

瀧川様:特に小児科は、予防接種の情報管理が課題になっています。母子手帳に記載されているような接種歴をすべて把握したいため、情報の取り方が複雑なんです。ただ、screeで接種日を入力できる形式にしておけば、リピーターの場合は前回の入力を引き継いで追加分だけ更新していけるので、保護者の方も毎回ゼロから転記する手間がなくなります。

真坂様:産婦人科については、妊娠歴・流産歴などの女性特有の問診項目があれば、対象者が若いということもあり、外来でも使いやすい部署だと思います。産婦人科外来で問診を入力した内容が、その後入院になった際にも引き継がれれば、患者さんが何度も同じことを記入しなくて済む。そこは大きなメリットだと思っています。

瀧川様:リハビリや栄養課など他部署にも効率化に前向きなメンバーは多いので、紹介することで興味を示してもらえる可能性は十分あると思っています。看護師用とリハビリ用で別々のフォームを作り、共通項目については連動させる形にするとよいかもしれません。

最後に、導入から半年を経て、率直な総評をいただけますか?

瀧川様:操作への不満はほぼなくなりました。「使うかどうか」という段階は完全に過ぎて、今は「いかに使いこなすか」という段階に入っている感じです。要望として挙がっていることも、「できなくて困る」というより「もっとこうなったら助かる」というレベルのものが多い。それはある意味、現場に定着した証拠だと思っています。

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